お子さんを私立小学校へ通わせようと考えているご家庭では、いつ頃から準備を始めてよいのか分からない、という方も多いでしょう。一般的には私立小学校入試までの1年間を準備期間として予定を組まれるケースが多く、その一年間の間には生活習慣を身に付けたり、箸の持ち方や洋服の畳み方、季節の行事などを教育していきます。とは言え、受験だから、と身構えてやるよりも一つの目標と捉え、日頃から親子で楽しみながら学んでいく事が大切です。近年では自然体験の不足から、虫に触った事が無い、グランドで走ったことがないという子供が増えてきています。面接では自然体験の有無を確認する質問も多くなってきているので、受験を切欠に親子でハイキングやキャンプなどに出掛けてみてはいかがでしょうか。急がずゆっくりと楽しんで準備を進めていきましょう。

私立小学校の受験を考える

子どもの学校を公立にするのか私立にするのか悩むこともあるかもしれません。最近では私立小学校を選択する人も多くなっています。受験をすることによって大学までエスカレーター式に進学をすることもできます。しかしあまりにも成績が悪いと内部進学をすることができなくなる可能性もあります。私立小学校の受験をする場合にはまず、専門の塾に通うことから始まります。子どもだけではなく、親もチェックされるので、親も同時に面接の練習をするなど塾に通って対応をしなければいけません。かなり大変ではありますが、それでも将来のことを考えた場合には小さいうちにハードルは超えておいたほうがよいのかもしれません。選んだ学校の合格率が高い塾を選ぶことも大事です。対策もしっかり出来ているので安心をして任せることができ、合格をすることが出来るかもしれません。

私立小学校の受験について

公立小学校と私立小学校の違いはどこにあるのでしょうか。もちろん教員の質は、どちらも素晴らしいはずです。ただ、英語教育の差は歴然としたものがあります。少し前の日本の英語教育は、完全な受験至上主義でした。英会話力を上げることはそっちのけで、ひたすら文法や長文の理解にウエイトが置かれてきました。その結果、ペーパーの上ではある程度の結果を残せるようになりました。しかし、英会話の能力は全く身に付きませんでした。私立小学校では、早くから英語教育に力を注いでいます。独自の教材を使って授業をしているのは無論、外国人講師がネイティブな発音をレクチャーしています。小さな時期から英語を触れることで、恥ずかしさやコンプレックスが解消されます。積極性が増して、より国際的な感覚が養えるはずです。受験は大変ですが、かけがえのない財産を得ることが出来ます。